日本語プログラミング言語「なでしこ」-PDH利用ライブラリ


概要

・TaskbarListインターフェースの機能を利用するためのライブラリです
・ライブラリを利用しているサンプル付きです。
・なお、利用できる機能はOSによって異なります。大半の機能は7以降で利用可能です。

説明

0.共通
 共通的な機能や変数。
 ・インターフェースバージョン
  初期化の呼び出し以降で有効。
  TaskbarList〜TaskbarList4に対応して1〜4の値が設定される。
 ・エラー時例外発生フラグ
  はいかいいえを設定する。
  いいえの場合、処理の失敗時は「いいえ」で戻ってくる。
  はいの場合、処理の失敗時はエラーが発生する。
 ・初期化()
  本機能を使う場合は必ず呼び出す必要がある
 ・終了()
  本機能が使い終わったら必ず呼び出す必要がある
 ・IDI_* アイコン定数
1.タスクバーへのアプリケーションの追加と削除(旧インターフェース)(1以降)
 Windows2000のころの、タスクバーのアイコンがグルーピングしなかったころの古いAPI。
 この機能の代わりに、大半の他の機能は、2番の機能を使う必要があります
2.タスクバーへのアプリケーションのフォーム毎の登録・削除・アクティブ表示等(3以降)
 ・タブ登録(フォームハンドル,ハンドル)
  フォールハンドルは登録するフォームのハンドルを指定する。母艦の場合は母艦ハンドル。
  ハンドルはアプリケーションのベースとなるハンドルを指定する。
   vnakoの場合はアプリケーションハンドル、gnakoの場合は母艦ハンドルが該当するはず。
  登録しただけではまだ表示されないので注意。タブ表示を呼び出すと表示される。
 ・タブ解除(フォームハンドル)   フォームハンドルには登録を解除したいフォームのハンドルを指定する。
 ・タブ表示(フォームハンドル,ハンドル)
  フォームハンドルには表示したいタブ登録済みのハンドルを指定する。
  ハンドルにすでに登録・表示済みのハンドルを指定するとその前に挿入される。
   ハンドルに0を指定すると、最後に追加される。
  最初の表示と、表示順序の変更を兼ねています。
3.タスクバーのタブに小さなアイコンをオーバレイ表示(3以降)
 ・オーバーレイアイコン(ハンドル,アイコン番号,説明)
  ハンドルにはアプリケーションのハンドルを指定する。
   vnakoの場合はアプリケーションハンドル、gnakoの場合は母艦ハンドルが該当するはず。
  アイコン番号はTB機能のIDI_*の定数を指定する。
   本ライブラリの制限で、システムアイコンのみ対応。
  説明は文字列で指定する。
4.タスクバー内でのプログレスバー(進行状況)表示(3以降)
 ・プログレスバー状態設定(ハンドル,オプション)
  ハンドルにはアプリケーションのハンドルを指定する。
   vnakoの場合はアプリケーションハンドル、gnakoの場合は母艦ハンドルが該当するはず。
  オプションには、プログレスバーの表示状態を以下の値のうち1つで指定する。
   ・{整数=0}TBPF_NOPROGRESS    プログレスバーを表示しない。
   ・{整数=1}TBPF_INDETERMINATE   ?
   ・{整数=2}TBPF_NORMAL      普通に進行してゆく状態で表示する。
   ・{整数=4}TBPF_ERROR       エラー状態で表示する。
   ・{整数=8}TBPF_PAUSED      一時停止状態で表示する。
   基本的には、最初にTBPF_NORMALにして、終了後にTBPF_NOPROGESSにするという使い方。
 ・プログレスバー値設定(ハンドル,現在値,最大値)
  ハンドルにはアプリケーションのハンドルを指定する。
   プログレスバー状態設定でしたいしたのと同じハンドルを指定する。
  現在値は現在の進捗状況を表す値を整数値で指定する。
   0が進捗が全くない状態で、最大値と同じ値になると1番右端まで進行して完了した状態。
  最大値は最終的に到達する値を整数で指定する。
5.タスクバー内のサムネイル画像とサムネイルのツールチップの設定・解除(3以降)
6.タスクバー内のサムネイルの下に小さなボタンの追加(実装途中)(3以降)
 ボタンの追加までは可能(サンプル参照)ですが、そのボタンのクリックを検知できません・・・
7.タスクバー内のタブのオプションを指定(4以降)
9.アイコン定数
 システムアイコンを表す定数。数値をそのまま指定してもOK。
 オーバーレイアイコンと、サムネイルボタンの機能で利用。
 ・{整数=32512}IDI_APPLICATION
 ・{整数=32513}IDI_HAND
 ・{整数=32513}IDI_ERROR
 ・{整数=32514}IDI_QUESTION
 ・{整数=32515}IDI_WARNING
 ・{整数=32515}IDI_EXCLAMATION
 ・{整数=32516}IDI_INFORMATION
 ・{整数=32516}IDI_ASTERISK
 ・{整数=32517}IDI_WINLOGO
 ・{整数=32518}IDI_SHIELD

導入

 1.本ページより、ライブラリの入った圧縮ファイルをダウンロードする。
 2.圧縮ファイル内にあるファイルを、必要に応じて取り込むを行う。
 3.「TB機能」というグループが作成されるので、TB機能の初期化 等として利用する。

ダウンロード

本ライブラリおよび付属サンプルの使用・再配布について制限は設けません。プラグイン単体での配布や、なでしこで作成したプログラムの配布へのパッケージングなど、自由に使用してください。利用に関しても、有償・無償・商用利用含めて使用可能です。

関連リンク

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